50年の歴史の中で
積み上げてきた技術力。
一般住宅をはじめ、大型施設、マンション、公共事業など、さまざまな現場で建築の経験を積み上げてきました。50年という歴史の中で培ってきた技術力で、木造だけでなく、RC・鉄骨造、RC+木造などの多様な家づくりを実現できます。
強い木造住宅をつくる。
オリジナル工法「Bウォール」
私たちが大切にしているのは「Blissful Time = 至福の時間」を創ること。でも、どんなに素敵な家を造っても居心地が悪く、住み続けることができない家では意味がありません。
私たちは「快適で、いつまでも住むことが出来る家」という条件は、「Blissful Time」の追求の為に必要な要素の一つだと考えています。そのために、今まで培った経験と技術を基にした独自の工法「Bウォール」を用いた家作りを行っています。
「Bウォール」は
軸組工法+パネル工法の
ハイブリット工法
幸保工務店オリジナルの工法Bウォールは「伝統的な木造軸組構造」と「パネル工法」のメリットを併せ持つハイブリット工法です。
軸組工法では柱と柱の間を筋交いで補強していましたが、「Bウォール工法」では筋交いの代わりに高精度の断熱パネルを組み込んでいきます。
「Bウォール工法」を用いることで木造軸組のメリットである「間取りや構造の自由度の高さ」にパネル工法の「耐震性・気密性の高さ」「工期の短縮」が合わさった、自由な間取りでより強固で快適な木造住宅を可能にしました。
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Bウォール工法「5つのメリット」
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高い耐震性
Bウォール工法の一番の特徴は「高精度パネル」をはめ込んでいくことです。耐力壁を構造用合板を用いたパネル化することで、「職人の腕による施工の質」や「木筋交いの品質」に左右されない、安定した強度を確保することができます。
また、地震等で大きな揺れが発生した場合、Bウォール工法は「面」で支え、あらゆる方向からの力に対して耐性を発揮できる高い耐震性を備えています。熊本地震にも十分に耐え、倒壊など大きな被害は発生しませんでした。
2020年7月に熊本県の検査機関で実施した耐久試験でも、在来木造軸組工法の約2.8倍以上の耐性を持っている事が確認されました。
耐力壁内せん断試験結果
熊本県林業研究・研修センター 2020年7月8日実施
Pa = 建物が崩壊する時の部材の耐力
在来木造軸組工法
外力に対して筋交いに力が集中。
倒壊につながる場合がある。
Bウォール工法
外力に対して”面”で支え、
効率的に力を逃し、耐震性が高くなる。
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気密性の向上
一般的に断熱材としてよく利用されている物にグラスウールがあります。このグラスウールを隙間なく施工する事は非常に難しく、職人の腕によって精度にばらつきが出やすく、断熱性能の品質管理で最も頭を悩ませる箇所です。
Bウォール工法は、工場で正確に枠組みされたパネル内に断熱材も組み込まれています。
そのパネルを土台・柱・梁の間にはめ込むので、隙間なく断熱材を入れ込むことができます。
在来木造軸組工法
断熱材にグラスウールを使用した例
上棟後、赤い線の様に筋交いを入れていきます。
Bウォール工法
Bウォール工法で施工した例
断熱材が組み込まれたパネルが隙間なくはめ込まれます。
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品質・性能の均一化
Bウォール工法に使用するパネルは工場生産のため、品質にばらつきがありません。
施工現場においても職人の技能差に左右されない工法なので、常に安定した高い品質の住まいを提供することができます。
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工期の短縮
Bウォール工法は、あらかじめ工場で加工されたパネルを取り付けるため、一般の在来工法と比べ現場で必要な作業工程を省略することができます。
また、パネル取付け後すぐに窓の取り付けや外壁工事、内部の工事などを並行して進めることが出来るので、お引き渡しまでの期間を従来より約1か月程度短縮することが可能です。
- 約1ヶ月程度の工期短縮
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- 入居日が早まるので、仮住まいの費用を削減できます。
- 建築現場の近隣にお住まいの方へご迷惑をお掛けする期間を短縮できます。
- 構造躯体を風雨にさらす期間が短くなります。
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環境にやさしい
あらかじめ工場で生産されたパネルを現場で取り付けるので、現場での加工が不要で、粉塵や廃材を大幅に減らすことができます。
また、工期も従来より短いので、工事用車両の出入り・騒音が発生する期間も少なくなり施工現場周辺にお住まいの方への負担も軽減できる、周辺環境や地球環境にも配慮した工法です。