外壁材の種類とメリット・デメリットをご紹介します!

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こんにちは。

幸保工務店でコーディネーターをさせて頂いております 林田 です。

お家づくりのお打合せ中、多くのお客様が悩まれるのが「外壁選び」

外観はお家の顔ですから、おしゃれに仕上げたいのが世の常…ということで

本日は外壁に関するアレコレをやっていこうと思います。


よく使われる外壁材3種

① 窯業系サイディング

② 金属サイディング(ガルバリウム鋼板)

③ 塗り壁

よく使われる外壁3種を上げてみました!

建築雑誌やInstagramなどのSNSでも見かけることが多いかなーと思います。

それぞれメリット・デメリットありますのでご紹介していきます。

それぞれのメリットデメリット

① 窯業(ようぎょう)系サイディング

住宅業界全体で見ても一番よく使われているのがこの「窯業系サイディング」です。

セメント質や繊維質の原料を混ぜ、板状に成形した物になります。

【メリット】

  1. 色柄・デザインが豊富でデザインの自由度が高い!
  2. 初期費用が安くコストパフォーマンスが高い!
  3. 優れた防火性能!

【デメリット】

  1. 本物の質感には劣る
  2. 素材的に熱を溜めやすい
  3. メンテナンス頻度が少し高め

 

《対策方法》

熱の溜めやすさに関しては、近年「通気構法」と呼ばれる施工を行っており

外壁材と家本体壁との間に通気層を設けています。

これにより遮熱はもちろん、壁体内の結露を防ぎ、家全体を長持ちさせることにも繋がります。

 

メンテナンス頻度は近年の印刷・塗装技術の発達やセルフクリーニング機能付きの

外壁材が豊富に登場していることもあり色あせや汚れに強く

長年綺麗な外壁が続くお家が増え、少しづつメンテナンス間隔が伸びてきています。

ですが、外壁材の目地を埋める為に「シーリング」と呼ばれる材料を使用する必要があり

コチラは通常10年程度で劣化する為メンテナンスが必要です。

しかし!最近では30年相当の対候性を持つシーリング材も登場!

初期費用は上がってしまいますが、メンテナンスコストを低減出来るので長い目で見るとお得です。

低メンテを実現した方には大変オススメです。

 

 

② 金属サイディング(ガルバリウム鋼板)

近年人気の外壁材と言えばガルバリウム鋼板!

鋼板などの金属表面材で断熱性能のある芯材を挟んだ外壁材で

直線的でシンプル、そしてスタイリッシュな印象はやはりガルバならでは!

シンプルモダンでスッキリとした外観がお好みの方にとってもオススメです。

【メリット】

  1. ガルバリウムなら金属質なのに錆びにくい!
  2. 軽い素材なので耐震性が高く地震に強い!
  3. 「熱貫流率」が低く断熱性能が高い!

【デメリット】

  1. 錆びにくいが、、、錆びない訳ではない
  2. 初期費用が少しお高め
  3. 傷や凹みには弱い

 

《対策方法》

ガルバリウム鋼板はメンテナンスが少なく済む外壁材ではありますが

全くのメンテナンスフリーではありません。

塩害には弱いので、海に近い地域では特に錆びに気を付ける必要があります。

ただし年に1~2回程度、晴れた日にホースで優しく水をかけてあげるとさらに錆びにくくすることが出来ます。

特に軒やバルコニーが掛かっていている部分は雨が当たりにくいので、しっかり水をかけてあげましょう!

 

昔の金属系外壁材に比べ強くなったとはいえ、傷や凹みには弱いです。

傷や凹み部分から錆が発生することもありますので

お子様のボール遊び、駐車場や外構に砂利等を使う場合は小石跳ねにも注意しましょう。

「なるべく凹みにくく、強い物を選びたい」という方は、フラットではなく「スパン系」

と呼ばれる凹凸のあるデザインを選ばれるのをオススメします!

見た目もとってもカッコいいですよ♪

 

 

③ 塗り壁

Instagram等でもオシャレなお家の定番として良く見かける塗り壁。

一般的な塗り壁は、モルタルで作った下地の上から職人が手作業で塗料を塗り上げて完成させます。

表面に塗られる塗料には、土や石灰をベースとしたものが使われますが

最近ではジョリパッドの様な砂をベースにした塗料が多く採用されています。

私個人としても、もし家を建てるなら一部でも良いから塗り壁を使いたい、、、と思っております 笑

【メリット】

  1. 手作業による素材の風合いとオリジナリティ!
  2. 豊富な塗りパターンと色数100色以上!
  3. つなぎ目の無い美しい外観!

【デメリット】

  1. コストが高い
  2. 仕上がりが職人の腕に左右されやすい
  3. ひび割れがおきやすい

 

《対策方法》

手作業と言うことは職人さんの腕前の差が出やすいと言うこと!

塗りあがった後に、何か思ってた感じと違ったな…とならない様

しっかりした事前の打ち合わせ、塗りサンプルを作ってもらうなどで対策をしましょう。

 

目地が無く外壁が一体化しているため、どうしてもひび割れは発生してしまいます。

ひび割れは見た目も悪いですし、大きい物になると雨水が侵入する原因にもなりますので

日常的にひび割れが無いか、点検をされると良いでしょう。

軽いひび割れ(ヘアークラック)であれば簡単に補修が可能です。

また、近年は伸縮性と高対候性でひび割れしにくい商品もあります!

 

まとめ

長くなってしまいましたが、よく見かける外壁材3種のご紹介をさせて頂きました。

それぞれメリット・デメリットありますが、同時に対策も可能です!

理想の外観に仕上げる為の参考にしてみてくださいね、それでは!


幸保工務店は「しあわせ」をテーマに本当に自分らしい住まいをカタチにするご提案をしています。
注文住宅は難しそう…と言う方でも大丈夫。

担当設計士が丁寧なヒアリングで、本当に住みたい理想の住まいのカタチを見つけるお手伝いをさせて頂きます。

後悔しないお家づくりがしたい方は、ぜひ当社にご相談ください。

 

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